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「まち」の変化の中に、
私たちの仕事が見えてきます。
通勤で使っている道路が通りやすくなっていたり、きれいになっていたり、
途中に公園などの憩いの場ができたりと「まち」の変化に気がつく時があります。
その変化の中にあるのが私たちの仕事です。
安全で快適なまちにするための大小様々なプロジェクトに専門技術を持つスタッフが
多角的かつ横断的に関わっています。
プロジェクトが1つのピースだとしたら、
いくつものピースが合わさることで、豊かに生活できる「まち」ができ上がっていきます。
古くなったピースを見つけ新しく取り替えるメンテナンスも忘れません。
これが「まちづくりの総合コンサルタント」の仕事。
まちを愛する専門集団が、日々まちのために奮闘しています。




オリエントアイエヌジーの専門技術は大きく5つに分かれます。
高い専門技術を持つ人材がプロジェクトごとに適材適所でチームを結成し、業務にあたります。
基礎となる専門技術が揺るがないからこそ、
事例がない新規プロジェクトにおいても柔軟に対応することができます。
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キャリア40年の「測量士」から10代の「若手技術者」まで、幅広い人材がインフラ整備における重要な役割を担い、近年では「ドローン」や「3Dレーザースキャナ」などの最新技術を用いて立体的に測る「3Dレーザー測量」や「埋蔵文化財調査」の現場でも活躍しています。 ※2018年 公共測量品質管理優秀賞を受賞
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道路、橋、河川、都市計画、下水道など、生活に欠かせないライフラインの設計を担う各専門分野の「技術士」・「RCCM」の技術者、またこれに精通する「地質課」を連携することで総合的なシビルデザインを実現しています。現在、女性を含む30代から40代の「シビルエンジニア」で構成しています。
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企画では、様々な要素を交え、「まち」にフォーカスしています。「まちづくり」の観点から「まち」を考えることもあれば、「広報」の視点から「まち」を発信することもあります。そのため、様々なエンジニアや建築士、デザイナーなどで「まち」全体をソフト面・ハード面から考える「チーム」で編成しています。
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一般住宅や公共施設、文化財建造物や伝統的建造物など、ありとあらゆる建造物を知る技術者が様々な角度から調査します。「建築士」はもちろん、「補償業務管理士」や「ヘリテージマネージャー」、その他「被災宅地危険度判定士」や「宅地建物取引士」など、建造物のプロフェッショナルがご要望にお応えします。
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まちをより丈夫に、かつ安全な構造物や建造物をつくるには、まず、土地の地質や地盤がどうなっているかを知る必要があります。「地質調査技士」がライフラインに関わる様々な調査を行い適切に判断していきます。その他、地すべり観測や急傾斜地崩壊対策など、まちの安全を地質課のメンバーが守っていきます。
意外!?じつは、こんなこともしています。


テコの原理を応用した
平成の表門橋完成!
長崎市が1951年よりスタートし、着手から百年後の2050年を目標に出島の完全復元を目指している出島復元整備事業。2016年までに16棟の建造物復元や護岸石垣の顕在化が完成し、2017年には、当時と同じように海を渡って出島に足を踏み入れることができる〝出島表門橋〟が架橋されました。オリエントアイエヌジーは、出島表門橋架橋プロジェクトの設計チームの一員として、出島表門橋と中島川公園など設計及び工事におけるデザイン監理を行いました。設計した出島表門橋は、
1) 出島への眺望を妨げないために、橋の上部に構造物が出ないこと
2) 防災面に配慮して河川内に柱を立てないこと
これらをコンセプトとしています。片側だけでテコの原理で全体を支えるという橋は、世界的に見てもほとんど例がありません。
関連する部門
STAFF VOICE

設計部スタッフ
出島表門橋や周辺公園整備を市内外に向けて発信する”DEJIMABASE”を起ち上げ、笑顔になるイベントを企画・運営してます。

企画課スタッフ
プロジェクトで大きく広がった人脈で社内に新しい風を吹かせたいと思います。見た目と違って結構マメです。

意外2端島調査
端島(通称・軍艦島)は、明治時代から急速な発展をとげた炭鉱業に関する文化遺産として2015年に世界遺産登録された無人島です。オリエントアイエヌジーは同年、端島の護岸施設現況調査や生産施設の調査に携わってきました。
調査を行った生産施設は、通常立入禁止エリアとされており、繁栄当時のまま残された巨大な建物は一部が崩壊し、周囲はコンクリートやガラス、鉄筋などががれきと化し、そこに人の営みがあったことを感じさせるものなどが散乱する異様な雰囲気でした。
また、島へのアクセスが制限されたことや、島内に電源がないことなど、調査には多くの制約もありましたが、ドローンや3Dレーザースキャナーなど最新技術を用い、建物の破損状況の調査、コンクリートや鉄筋などの材料調査、試掘調査、施設周辺の測量等により保存整備のためのデータ収集する業務を行いました。
関連する部門

調査部スタッフ
一般の人は外観をみることしか出来ない中、私たちは内部に入り直接施設に触れることで、より深く歴史の息吹を感じられました。

意外3原爆遺構
旧城山国民学校(現・長崎市立城山小学校)は爆心地から約500mに位置し、原爆の被害を受けた現存する数少ない建造物です。被爆校舎の3Dレーザー測量と、直接損傷部分などへ触れずに計測できるひび割れ計測機器「クモノス」などの最新技術を用い、被爆痕跡、コンクリート等の損傷状況の把握、現状の記録化から変遷の考察まで実施。歴史的・文化的建造物を保存していく上で必要な業務にも携わっています。

調査部スタッフ
長崎だけでなく、日本及び全世界が次世代に継承すべき歴史遺産。保存業務に携わることは、一長崎人としても誇りです。