TRIMBLE SX-103Dレーザースキャナー

3Dのサンプルデータ

さまざまな対象物を
3Dデータで保存

機械を据えてレーザーを発射させることで、対象物の位置や色などの情報を取得します。位置情報を測量に活用したり、データを実際に動かしたり動画にすることもできるので完成イメージの提案にも役立ちます。また、通常計測の困難な歴史的な建造物や文化財なども3Dデータとして未来に残していくこともできます。

TRIMBLE SX-10

対象物に触れることなく
短時間で正確に計測

対象物にレーザーを放射し、その反射を解析することで対象物の形状を短時間で高精細・ミリ単位で3Dで計測できる機器。対象物の正確な3D計測だけでなく、高解像度のデジタル・カメラで取得した写真データと合体させることで空間の再現も可能で、CG分野での活用も増えてきています。

3Dレーザースキャナーの技術を使った事例

端島炭坑跡入坑桟橋保存整備工事
端島炭坑跡入坑桟橋保存整備工事に伴う調査業務委託

世界遺産に登録された端島(通称:軍艦島)の生産施設調査において、今後の保存整備工事を行うには既存建物の変状や凹凸を高精度に計測する必要があるため、ミリ単位での計測が可能な3Dレーザースキャナーを用いて調査を実施しました。

KUMONOS クモノス

KUMONOSクモノス

クラックスケール付き
トータルステーションを
用いる
コンクリートひび割れ調査

損傷調査を行う場合、近くで目視する「近接目視」での点検作業が行われます。しかし、高所作業車が必要となるような高所など周辺状況により近接できない箇所の点検では、KUMONOS(クモノス)が有効です。近接目視と同等の精度での遠望調査が可能で、足場工等の費用削減もできる画期的な機器です。

クモノスの技術を使った事例

旧城山国民学校被爆校舎応急措置工事
旧城山国民学校被爆校舎応急措置工事に伴う
調査・設計・工事監理業務委託

国指定史跡の旧城山国民学校(現在の長崎市立城山小学校)の調査において、対象建造物が遺構であることから、直接損傷部分などへ触れずに計測できるクモノスを用いて調査を実施しました。

ドローン

DJI・ALIGN社製ドローン

国土交通省の許可を
得て
日本全国で飛行可能に

2014年、ドローンを導入した直後、当時弊社が着手していた測量現場付近(雲仙市小浜町)で土砂災害が発生し、急きょドローンによる空中撮影を行いました。不慣れなフライトではありましたが、地上からは確認できない土砂崩れを発見することができました。(動画は実際に撮影したものです)

現在では、フライト実績が100時間を超え、機種については、安全性を考慮してDJI社製・ALIGN社製を使用。操縦者は3名、日本全国の飛行許可を国土交通省より受けています。

ドローンの技術を使った事例

魚の町遺跡(公会堂前公園)埋蔵文化財発掘調査
魚の町遺跡(公会堂前公園)
埋蔵文化財発掘調査支援業務委託

過去のドローンのフライト実績として、施工前後の状況写真、渋滞状況の把握、災害時の状況把握や、イベント等での記念撮影、低空空撮による現状把握、発掘現場の空中撮影など、様々な場所でフライト・撮影を行いました。

3Dデータで現実と同じ空間を再現3DVR

VR空間作成

計画図面から3Dデータを作成し、コンピューター内に事業計画の空間を作成します。立体化した空間はあらゆる視点から確認が可能であり、このデータをベースに、編集していくことで、様々な場面での計画検討が可能となります。また、イメージの共有化が容易であり、関係者間の合意形成や意思決定を速やかに行うことができます。

3Dを用いた
まちなみの修景計画シミュレーション

弊社の3DVRの特徴は、3Dレーザースキャナーにより取得した3Dデータを使用することで現実とほぼ同じ空間を再現し、整備内容の変更や検討が容易に行えるようにしています。

活用している部門

3DVRの技術を使った事例

長崎駅周辺VRデータ作成業務委託

「100年に1度」と称される長崎市の再開発の中心プロジェクト「長崎駅周辺整備事業」。多くの人が関わる本プロジェクトにおいて、関係者との合意形成や市民への周知を目的に、広大な計画区域のVR空間を作成しました。また、プロジェクトのPRコンテンツとして、CG動画や全天球画像の作成も合わせて行いました。

まちなみ修景計画 まちなみ修景計画
中島川・寺町エリア(寺町通りほか)
まちなみ修景計画策定業務委託

中島川・寺町エリア(寺町通りほか)まちなみ修景計画策定において、景観検討のため3DVRを活用しました。この際に作成したデータは、FORUM8(ソフト開発会社)主催の「第11回3D・VRシミュレーションコンテスト」(2012年)で『準グランプリ』を受賞しています。
※当時のグランプリはトヨタ自動車(株)。

アプリをダウンロードして、
ジャンプして扇型の出島を空から見てみよう!

DEJIMA JUMPは2018年に開発した上空150mからの出島を体感できるVRアプリです。スマホに専用のゴーグルを装着し、ジャンプすると出島の扇形の様子を上空150メートルから360°映像で体感できます。VRアプリは株式会社ハコスコと共同で制作。よりリアルに楽しんでもらうため体験会も開催しました。体感できる映像は昼・夜・江戸時代の3種類。

  • 1ハコスコ アプリを
    ダウンロード、起動。
  • 2”DEJIMA JUMP”
    をタップ
  • 3好きなコンテンツ
    を選択
  • 4「3・2・1さあとんで
    みよう」でジャンプ!
QRコード iPhone QRコード Android ハコスコ このアイコンが目印です

※データのダウンロードには別途通信料がかかり、ユーザー負担となります。特に高画質でのダウンロードは多くの通信料が発生しますので、Wi-Fi環境下でのダウンロードをお勧めします。

よりリアルな完成イメージを作成3Dモデル

実際の完成写真
実際の完成写真
3Dモデル
3Dモデル

深堀地区景観形成重点地区広場測量設計業務において制作した3Dモデル

記録だけでなく展示資料としても活用

図面や写真、絵などのように平面的な2Dで表現していたものに、実際の対象物の形状や色、質感などを加えて3Dモデルを作り上げていきます。原爆遺構の3Dモデルは、記録としてだけでなく、展示資料としても活用されました。

3Dモデルの技術を使った事例

深堀地区景観形成重点地区広場測量設計
深堀地区景観形成重点地区広場測量設計業務委託

CGによる3Dモデルと写真との合成により、リアルな完成イメージパースを作成しました。その他、旧長崎市公会堂の記録保存として、CGによる3Dモデルを制作し、城山小学校の基礎遺構については、様々な角度から撮影した写真を基に3Dモデルを制作し、原爆資料館での展示用として来場者がマウス操作で立体的に見られるようにしました。